日本でよく使われたピアノ教則本に、バイエルのほかにメトードローズ・ピアノ教則本があります。

 小さいころ習っていた方でメトードローズを使った方も多いのではないでしょうか。


 
新訂 メトードローズ ピアノ教則本(ピアノの一年生)

 ・新訂 メトードローズ ピアノ教則本(ピアノの一年生)
 ・メトードローズ ピアノ教則本(幼児用・上)
 ・メトードローズ ピアノ教則本(幼児用・下)

 蛍光オレンジのような表紙が目にまぶしいですが、本は大きくて見やすいサイズだと思います。


 僕は、どういった思いが書かれているのか知りたいので、楽譜を買ったら最初の1ページ目をよく読みます。



 以下、メトード・ローズ、ピアノ教則本より引用。


 >ラザール・レヴィ先生のすいせんのことば


 >エルネスト・ヴァン・ド・ヴェルドの”メトード・ローズ”は最もすぐれたメトードであって、小さい子供たちのために書かれた教則本のなかで、いちばん成功したものだといわれています。

 >この本を翻訳するにはすぐれたピアニストであり、完全な音楽家である安川加寿子夫人をおいてほかに誰も見出すことは出来ないと思います。

 >ラザール・レヴィ


 >東京1950年11月18日


 1950年は昭和25年ですので、この本が日本にきて、今年で59年目。


 時代背景には、第二次世界大戦からの復興期を得て、朝鮮戦争による特需景気に入りました。

 国民の関心は家の中を整えることにあり、3種の神器として家電(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)がうたわれていました。



 昭和20年代から40年の間、こどもにあつかう教則本の定番は、バイエルかメトードローズだったようです。






 あれから59年経過・・・



 時代は変わってきました。






 
- 【終】 -