■ 世界各国を渡り歩くピアノ演奏者 - 伝説のパフォーマンス -


 北海道札幌市内にある【くう】でピアノソロライブに足を運んだときの出来事。


 司会者「今回の日本公演は1年ぶりです。世界各国で活躍されてるお方で、貴重なライブになるでしょう。それではどうぞー!!」とさっそうと登場しました。


 40代ぐらいの男性でしょうか。衣装は普段着のようでした。ユニクロっぽい感じです。


 目のまえには派手な飾りがたくさんあるグランドピアノが1台置いてありました。


 (世界でご活躍されてるお方だから、すごいピアノ演奏するんだろうなぁ)


 とわくわくして見ていたのですが、


 (えっ?なにこれ?)と意表をつかれました。


 出演時間が45分で、ピアノを弾いていた時間が


 たったの5分だったからです。


 いったいこのお方は残り40分間 なにをしていたでしょうか?


 お先に、演奏者のお名前は


 宝示戸亮二さんです。→ 公式ホームページ【宝示戸亮二(ほうじと りょうじ)】 ←


 あなたがピアノでライブをするときに、目の前にグランドピアノがあったらどうしますでしょうか? 


 もちろん



 【弾く】と思います。



 ピアノという楽器は弾いて音を出すものというのが日本人の考え方。



 はじめて見る人は 僕も含め「どんなピアノ演奏するのかな?」と思うはずです。



 しかし宝示戸亮二さんは

 その先入観を思いっきり崩しました。



 残り40分間で やっていた事は、おおまかに書くと


 ◎ 発泡スチロール、ビー玉や木片を使い音を出した。

 ◎ 容器に入れたコーヒー豆を振って音を出した。

 ◎ ボウルに電動歯ブラシを入れ、弦の上に置き音を共鳴させた。

 ◎ 口笛、カエルの鳴き声、奇声、鈴、カスタネット、おもちゃ…etc.


 まだまだたくさんあるのですが、うまく文字では表現できません。


 「ピアノ」という楽器で表現するのに


 人が普段ふれる部分は鍵盤やペダルなど

 楽器の大きな形全体からみたら限られた部分
です。


 端的にいうと宝示戸亮二さん流にピアノを改造して全部を使って弾いていました。


 演奏が終わり、最後のMCで


 「日本では理解されない。海外でなら分かってもらえる(記憶が不完全)」


 「最近の若者は主張ばかり強すぎて、個性が少ない」などと言っていました。


 日本では居心地が悪いというのは、なんとなくわかる気がします。ピアノ講師の大半が嫌う演奏方法でしょう。ピアノの弦をかきむしったら「何やってんの!?音が狂うでしょ!」と怒ります。


 僕はピアノの弦をお箏やギターのように弾いたりするのはありだと思います。芸術には間違いなんてなくて、既成概念を壊すことからはじまると思います。


 海外では大絶賛でよろこんで観客と一体になれるそうで、日本人のピアノでの芸術性の低さを物語っているかもしれません。


 「最近の若者は…」と連発する方には夢がない目の死んだ中年おじさんがよく使うセリフでもあるのですが、目の前で個性を爆発させていて、感性や表現力で精一杯自分を表現していたお方ですから、なにもいうことはありません。逆に勉強になります。


 あなたも1度 宝示戸亮二さんのライブを見てみましょう。衝撃を受けますよ!きっとあなただけの弾き方のヒントがたくさん隠されていることでしょう。


 詳細は公式ホームページにてチェックっ!