■ 生ピアノと鍵盤楽器に対する意外な反応 〜クラシックピアノの先生編


 僕がピアノをはじめたばかりのころは、非常勤講師についていました。そのために入学したようなものです。


 まさか、当時は 誰とも合わず「独学」の道に進むことは知らずに。


 僕が弾いてみたい曲と、単位を取得するためのピアノ演奏には大きなズレがありました。


 内心、ピアノの先生には「きっとサポートしてくれるだろう。」と期待していました。


 見事に裏切られ、床に倒れて 目を覚ますとそこは「保健所」にあるベッドの上。


 「指導者として」ではなく「人として」不信におちいりました。


 言動におどろかされるものがあり


 たとえば


 「うるさいわね!グランドピアノ以外は、まったく弾きたくないのよ!」


 「私の担当している学生じゃないでしょ。教えてあげられないわ。他の先生にあたって!」


 他の先生のところに行くと




 「私は非常勤でいつも学内にいないから。他の先生にあたって!」



 見事な たらいまわしをくらいました。永遠に繰り返される




 「他の先生にあたって!」の無限ループ




 あげくの果てに


 「DTMという打ち込み音楽をしていてキーボードに興味があります。」と話したところ、



 「電子キーボード?・・・ふんっ。そんな薄っぺらい鍵盤なんて弾きづらいわ。」



 「電子ピアノ?なんて邪道なの・・・。」と見下していた方が数名いましたが、



 その考え方では、これから到来するピアノ生涯教育において通用しないと僕は思います。


 グランドピアノを買えるお金と家に置くスペース、防音問題など条件がすべてそろっている家はごくわずかです。代わりに電子ピアノやキーボードで代用している方もたくさんいるのですから、不用意な言動は控えましょう。


 遠い昔、明治・大正から昭和初期にかけてピアノが買えない方達は工夫して



 紙切れにピアノ鍵盤の絵を描いて指を動かしていたのです。



 大正生まれの祖母から、ごく少数の音楽一家や高級家庭しかピアノは買えなかったと聞きました。それに加え、まだ電子ピアノやキーボードは存在していません。


 ピアノがある環境に生まれて、幼少時代からピアノが弾けた方ばかりじゃないのです。30代や40代になって、やっと憧れだった楽器を始めたいと思っている方もたくさんいるのですから。


 趣味だからといって、中途半端に教えてもらっては 困るのです。長い間、我慢して弾けなかった分「必ず弾きたい」「あの曲をマスターしたい」「演奏法を吸収したい」と思う気持ちは、小さいころから始めているこども達よりもはるかに大きいのです!


 心ない発言で深い傷を負った方を僕は大勢知っております。



 もっと視野を広くみて鍵盤楽器はみんな仲間だと思いましょう!


 僕は、日本ピアノ教育界に失望したまま終わりたくない一心で独学でマスターして このページを勇気を持って立ち上げています。


 文字だけだと説教くさくて申し訳ありませんが、僕はあなたのパソコン画面の奥から本当に涙ながらに訴えているのです!表情や僕の顔が見えなくて伝わらないかもしれませんが、精一杯の想いを書きました。


 切実な気持ちが大切なあなたの心の中に入ってくれますように。どうぞよろしくおねがいいたしますm(_ _)m




 
-【終】-




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